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3月 8, 2009の投稿を表示しています

ポアンカレ予想とグレゴリ・ペレリマン

今日、NHK スペシャルで、 100 年の難問はなぜ解けたのか 〜天才数学者 失踪の謎〜 という番組を見た(多分再放送)。ポアンカレ予想って、どっかで名前ぐらいは聞いたことはあるけれども、僕は数学者でもなんでも無いのでポアンカレ予想って言われてもよく分かりません。予想って言うぐらいだからまだ証明されていないのかな?っていう程度。 Wikipedia によるとポアンカレ予想とは、 多様体は3次元球面 S 3 に同相である。 ということらしい。また、 数学的に厳密ではないが、たとえて言えば、宇宙の中の任意の一点から長いロープを結んだロケットが宇宙を一周して戻ってきて、ロープの両端を引っ張ってロープを全て回収できた場合、宇宙の形は概ね球体(=ドーナツ型のような穴のある形、ではない)と言えるのか、という問題である。 とも書かれています。分かるようなわかんないような内容ですが、ドーナツ形状のように球体でなければロープは回収出来ないはずだという、現実的に考えれば当たり前のような事を言っているようにも感じます(ドーナツでは回収できないのは当たり前。でも回収できれば球体だと言いきる事が難しいのかな?)。 この予想を証明したとされる グレゴリ・ペレリマン 。100 年の難問を証明したのだから間違いなく天才なのでしょう。凄い人です。でもこの人は数学界のノーベル賞と言われるフィールズ賞を辞退して隠遁生活に入ってしまったとの事。 普通だったら何の躊躇いもななく受賞を喜び、賞金をもらうはずだと思うんですが、、、天才はやっぱり何か違うのでしょうか?凡人の僕だったら栄誉とか名誉とかいう物に飛びついてしまいます(全然優秀じゃないので栄誉とか名誉とは無縁ですが、、、)。ペレリマンはそういう物には頓着はなく、純粋に難問を解決するという事に没頭したからこれだけの偉業を成し遂げられたのかと思います。 人に認められたい・上司から評価されたいなんて邪な動機で仕事に取り組んでいるようではまだまだダメなんだと思いました。